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2005年9月 6日 (火)

True HiVision

誰も「本物のハイビジョン」を知らない(IT Media +D LifeStyle 小寺信良氏)

先日、同サイトで麻倉怜士氏

実はハイビジョン放送と一口にいっても、フルHDでない放送が多いんです。縦方向は確かに1080画素はあるのですが、実は横方向には、1920画素と1440画素の2つのオプションがあります。デジタル放送でいうと、NHKのBS hiはきちんと1920×1080の画素数で放送されていますが、その他の民放BS局は1440×1080がほとんどと言われます。

 これは運用規定であり、どちらかにしなければならないというレギュレーションではないのですが、現実的には1440×1080が多いのです。特に地デジは転送レート的に厳しく、 1440×1080を採用せざるを得ません。

 せっかく受信機側で、1920×1080のフルHD・ディスプレイほ備えても、受信するのは、1440×1080の「横方向4分の3・フル」というのは、なんとも惜しいですね。ディスプレイ側では、横方向はアップコンバートになってしまいます。

 ぜひ、デジタル放送各局には、ほんとうのフルの1080iで放送することを、お願いしたいです。フルHDで生きるような高精細な映像による番組作り、転送レートの向上……など、これから放送局がすべきことはたくさんありますね。


とコメントしていたのを読んで、驚いたばかりなのだが、小寺氏も現状のハイビジョン放送の瑕疵を指摘している。

小寺氏の論議をまとめると、
1)ハイビジョン(1080i)は規格上1920×1080ピクセルである。しかしハイビジョンテレビ(固定画素方式)といえどもメーカーが敢えて「フルHD」とうたっていない限り、実際は1366×768ピクセルである。テレビ側でフルHD画像をわざわざ縮小して表示しているのが現実。(ちなみにブラウン管方式は原理上、ハイビジョンテレビ=フルHD。)

2)業務用ではVTR機材がフルHDに完全に移行できていない(フルHD対応のHDCAM SRは2003年発売)。ダイビング・編集時を繰り返すたびに、圧縮・拡大といったスケーリングを繰り返す。

3)固定画素方式のディスプレイは、プログレッシブで表示しているため、インターレースのままの映像は見ることが出来ない。ブラウン管はインターレース表示が可能だが、薄型テレビ全盛となっては、製造中止となる可能性が高い。このままでは1080iを確認することが困難になる。

一方では次世代DVDのHOTな論議がありますけど、
本物のHiVisionっていったい何なんでしょうか。

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コメント

>>たるみさん
>つまり,R2版はR1のDVDマスターにあとプラス1回以上のデコード/エンコードが入っているのでは?
フィルム(マスター)が問題ではないかと以前聞いたことがあります。音楽もそうですが、原盤は海を渡らせないというのがギョーカイの掟だとか。真偽のほどは担当でもない限りわかりませんが。

投稿: kob | 2005年9月 8日 (木) 01時00分

ITmediaのこの記事,私も読みました.
この記事読んで,次世代DVDが広く普及したころにHDTV用意しても十分間に合うかも,と思っております.
今の放送でも,現行DVDよりはずっと綺麗ではあるんですが,まだコストパフォーマンスが悪すぎる.

ところで,編集のたびにアップ/ダウンスケーリングを繰り返すというところで,昔から言われるR1版とR2版のDVDの画質差は案外こんなところからきてんじゃない?と思ったのですが,実際のところはドウなんでしょう?
つまり,R2版はR1のDVDマスターにあとプラス1回以上のデコード/エンコードが入っているのでは?
実際,国内にマスターがあるDVD(主にアニメ)はR1版よりたいてい画質が良いですよね?
推測なので,この話が合ってる証拠はありませんが.

投稿: たるみ | 2005年9月 7日 (水) 08時44分

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